潮田地域ケアプラザの担当している5地区の中で、地域の住民同士の見守り活動がいくつかあります。
その中のひとつ「一会会(いちえかい)」の活動についてご紹介します。
一会会は、鶴見区潮田町1丁目にお住いの、主に一人暮らしの高齢者の安心安全のために、民生委員・保健活動推進員、他住民有志による見守りを行っています。4〜6人の方を1人のメンバーで担当しています。
「見守り活動」と聞くと、仰々しい印象を受けるかもしれませんが、普段の生活の中で、見守り対象になっている人を少し意識して生活することが、見守り活動のはじめの一歩です。
毎月1回行っている定例会では、「毎日電気がついていた」「ごみ捨てに行く姿を見かけた。いつもより歩き方がゆっくりで、体調が悪いのかも」「回覧板をもっていって話をしたら、たくさん話をしてくれた」「お子さんが定期的にお手伝いに来ている」など、会のメンバーが日常生活の中できづいた小さな変化について、色々な話をします。
「最近姿を見なくなった」など、気になることがあると、訪問をしたり、場合によっては、ご家族と連絡をとってみたりすることもありますが、だいたいはメンバーのうちの誰かが様子を知っています
<定例会の様子>
会のお名前の「一会会(いちえかい)」は、一期一会に由来し、一生に1度、ではなく、月に一度はお互いに顔を合わせよう、という気持ちを込めて命名した、とのこと。
今年度は、改めて活動を知ってもらいたい!と、一会会の皆さんと一緒にチラシを作り、敬老祝い品と一緒にお配りしました。
作成したチラシはこちら・・・チラシ_一会会訪問委員会.pdf
コロナ禍で外出の機会が減っている最近ですが、「いつもと少し様子が違うな」と初めに気づく「目」は、地域の皆さまであることがとても多いです。
お買い物や、定期通院の行きかえりに出会う人など・・・
皆さんの日常生活の中で、「いつも出会う、あの人」は、変わりはないですか?
道端で会った時、隣の家の前を通る時、お買い物に行く時など、少し意識して周りを見回してください。
潮田地域ケアプラザの担当地区では、住民の皆さん同士のつながりがとても多いので、変化に気づく、たくさんの目があります。
「何かいつもと違うぞ、心配だ。」と思った時には、ケアプラザに教えてください。
潮田地域ケアプラザでは、こんなチラシを作っています。
私たち、ケアプラザでも、皆さんが安心して、生活ができるように、とご相談をお受けしますが、まずは、お隣同士や同じ地域の方同士、近隣の方同士、挨拶をして、見守りあえる。
そんな関係を続けていけるような地域づくりを皆さんと一緒にできれば幸いです。
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