二ツ橋地域ケアプラザにて、健康づくり情報紙「だれみな通信」が4月から発行となりました!「だれもが、みなげんきに」をコンセプトに、おうち時間でできる健康づくりの方法を紹介しています。
「だれみな通信」は単なるケアプラザが発行する刊行物ではありません。令和2年度に健康づくりに携わるボランティアと専門職、地域貢献企業との連携プロジェクト「だれみなプロジェクト」を結成し、企画を行いました。本記事では通信の内容と企画の様子について、ご紹介します。

【だれみな通信ってなに??】
コロナ禍でもおうち時間で気軽に取り組める健康づくりをご紹介する情報紙です。全4回シリーズで発行しています。各号の内容は次の通りです。
第1号 あなたは大丈夫?自粛生活で起きているカラダの変化(令和3年4月発行)
第2号 “お出かけ”できてますか?[体力づくり編](令和3年4月発行)
第3号 コロナ禍の健口づくりできていますか?[お口の健康編](令和3年5月発行)
第4号 “ちゃんと”食べてる?(食事と栄養編)(令和3年6月発行)
新型コロナウィルスは、感染の危険性だけではなく、家に閉じこもることによる健康への悪影響が懸念されています。動かないこと(生活不活発)で、フレイル(虚弱)が進みます。このフレイルの改善に着目した全身の体力、お口の健康、栄養の3テーマと、コロナ禍前との体の変化を確認するチェックリスト編を加えた内容となっています。
【どこでもらえるの??】
二ツ橋地域ケアプラザ窓口にて配布と、ケアプラザ職員が地域の通いの場などに参加した際にお配りしています。この他、担当エリアの自治会のご協力をいただき、回覧・掲示をしています。
PDF版はケアプラザのHPにて発行日に合わせて二ツ橋地域ケアプラザのホームページにて掲載しています。ご自由にダウンロードいただけます!
[二ツ橋地域ケアプラザHP]http://www.yokohamashakyo.jp/futatsubashi/
【だれみなプロジェクトってなに??】
令和2年9月頃、新型コロナウイルスが猛威をふるう中、自粛の呼びかけにより多くの地域活動が停滞していました。ケアプラザの介護予防(健康づくり)事業も同様で今まで通りではなく、新しい生活様式に沿った方法で企画する必要がありました。
そこで、健康づくりの活動に取り組むボランティア団体・専門職と印刷・デザインのプロである印刷会社に声をかけ、ご自宅で健康づくりに取り組めるような刊行物を企画・発行するプロジェクトチームを結成しました。
プロジェクトチームは次の構成となりました(敬称略)。
・三ツ境、宮沢、瀬谷第四地区保健活動推進員
・瀬谷区ヘルスメイト
・理学療法士 道下 哲至
・言語聴覚士 清水 宗平
・管理栄養士 秋山 芳子
・株式会社 野毛印刷社
・横浜市二ツ橋地域ケアプラザ このプロジェクト目的は、新しい生活様式に沿った情報発信の他、コロナ禍でも行える健康づくりの普及活動の場の提供、企画の過程でメンバー間の連携強化、地域企業へのCSR・SDGs推進支援を目的としました。
企画は各号「体力づくり」「お口の健康」「食事と栄養」「チェックリスト」のテーマに分かれて打ち合わせを行いました。 『外出がすっかり減っているので、体力が落ちている人が増えてきた。』
『お口の健康については関心が低く、機能低下に気づきにくい。』
『リモートワークの影響で家族の食事作りが大変。簡単なもので済ませるので栄養バランスが心配』
『表面は説明口調ではなく、地域住民が登場する会話文にすれば読みやすいのでは?』
それぞれのテーマで、地域住民にとって関心が高いもの、気軽に取り組めるものをボランティアと専門職で話し合いました。また、本当に読んでいただくために、デザインや文章表現のコツを野毛印刷社にアドバイスいただきました。「だれみな通信」という名称自体もこの打合せで決めました。「ロコモティブシンドローム予防の体操の実践」
「健口づくりのミニ講座」
「栄養バランスの良い簡単レシピの試作」
【プロジェクトを経て・・・】
プロジェクトの期間は令和2年10月から令和3年3月の半年間に至りました。
プロジェクトの最終回にはメンバーから次のような感想をいただきました。
『多くの異なる立場の人が参加して作り上げることでとても勉強になった。このような機会が今後もあってほしい』
『(ボランティア団体)自分たちの活動をPRする機会にもなった。』
『プロジェクトメンバー内でつながって、健康づくり講座を自主企画することができた』
『(専門職として)他の機関の依頼で私1人で介護予防の刊行物をつくったことがあったが、読み手のイメージができず不安であった。ボランティアの皆さんの意見を聞きながら作れたので地域住民にとって読みやすく関心の高いものをつくるものができた。』
『(印刷会社として)デザインや作成を受注しても感想をきくことが少ない。多様な立場の人から、特に地域にお住いの皆様の視点で意見を伺いながら作成できたのは大変有意義であった。』
だれみな通信を経て、それぞれの活動や事業に役立てられるつながりやヒントがあったように思えます。ご協力いただいた皆様へ感謝と、これからの活動に少しでも活かせるものが得られていれば幸いです。
だれみな通信は4月から随時発行を進めています!自粛生活後に元気に外出できるように、おうち時間でできる健康づくりにぜひ挑戦してみてください♪
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posted by 横浜市社協生活支援コーディネーター at 09:00|
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