2022年03月23日

【下和泉】しもずく劇団大活躍

こんにちは。下和泉地域ケアプラザです。今回は「しもずく劇団」の活動をご紹介します。「しもずく劇団」は2021年5月に活動を開始したばかりの会です。

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地域住民である劇団員が同じ地域の住民を観客にして、身近なできごとを朗読劇という手法で伝えます。今年度取り上げてきたテーマは「認知症」。これまで認知症サポーター養成講座、介護者のつどい、認知症カフェとのコラボレーションで発表の場を持ちました。



認知症カフェぽかぽかサロンについて説明するサロンのメンバー

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朗読劇「自分であること―認知症を支える―」(作・演出 MTラボラトリー代表木暮寿子)は、この地域にお住まいの方からお話しを聴きとり、脚本化したものです。


メンバーのほとんどが演技初心者ですが、しっかりと表現しようと、練習を重ねました。

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 初めはなかなかメンバーが定まらず、職員がキャストをこなしたり、コロナ禍でマスク越しの表現を余儀なくされたり、また発表日が延期になったりする困難もありました。

 しかし今年に入り、地域にお住まいの俳優経験者が加わると、プロの迫力に背中をおされて、メンバーの意欲と表現力がメキメキと向上していきました。


練習の様子は、タウンニュース泉区版(令和4年2月17日号)でも紹介されています。

<詳しくはこちら>https://www.townnews.co.jp/0107/2022/02/17/613176.html?msclkid=5fb0cbe3a8d811ec81a06950f3c3dc9e

下和泉地区 地域住民で朗読劇 認知症テーマに2月23日公演 | 泉区 | タウンニュース (townnews.co.jp)


 仲間と一緒に、声を出したり、「どうやったら伝わるかな?」と考えたりすることは、身体の健康にも良い活動です。キャストの代役で練習に参加した私が実感したのは、「これは脳トレ」。セリフを言うタイミング、立ち位置、動き、もちろん感情も考えて表現するのは難しい〜!

  でも、みんなで力を尽くしたあと、万雷の拍手をいただいた後の舞台袖のメンバーの様子は、さながら学生時代の文化祭のよう。とてもキラキラしていました。

由夏さんとハマ子さん.jpg


 また、補聴器をはずしてみたら、声が大きく出るようになった、と知らなかった自分を発見した方もいらっしゃいました。それぞれ自分や家族に事情を抱えながらも、補いあって共にひとつ物を創り上げる喜びを、地域の方に感じていただくことも、「誰もが安心して自分らしく暮らせる地域社会をみんなでつくりだす」ことにつながるのではないかな、と感じています。


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社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 

下和泉地域ケアプラザ 

245-0022 


横浜市泉区和泉が丘1-26-1
電話 045-802-9920
FAX 045-802-9927
担当エリア:泉区下飯田町、下和泉、和泉が丘、和泉町の一部、和泉中央南の一部
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#認知症カフェ #朗読劇 #福祉劇 #助け合い #地域共生社会




posted by 横浜市社協生活支援コーディネーター at 09:00| 講座・イベントの報告

2022年03月16日

【寺尾】地域住民主体のハイブリッド会議

こんにちは。鶴見区の丘エリアにある寺尾地域ケアプラザです。

今回は、寺尾地域ケアプラザのブログでも紹介させていただいた
新しい生活様式に合わせて変化した会議の様子をこちらでも
紹介します!

寺尾地区に住む全ての方にとって生活しやすいまちになるように、
地域住民を中心に、自治会、学校、商店、ケアプラザ、区社協、
行政が一緒に地域のことを考え、活動している
『てらお「福まち」協議会』、通称:福まちさんの会議の様子についてお話します。


コロナのなかでも、地域のために何ができるかを話し合うことが
必要だと、『オンライン会議』を開催してくれています。

ケアプラザ職員もようやく慣れつつあるオンライン会議を
地域の団体さんが導入されているのは本当に珍しいし、
革新的なことだと思いますぴかぴか(新しい)

これまでの会議といえば、集合場所に、時間通りに来れないと
参加ができないイメージでした。

これまでは参加したくてもできなかった様々な理由、、、、
前の予定があり、移動時間を考えると到着できない
子育てをしているので子供を連れていけない
高齢になって山坂をあがって会議場所に行けない

オンライン会議であれば、参加場所を自由に選ぶことができます
さらに、資料についても従来は会議当日に行かなければ共有できなかったものが
オンライン会議ではあれば、パソコンの画面をインターネットを使って
見ることもできるようになりました

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コロナ下では、様々な制限が生じて生活しにくい世の中ですが、
視点を変えると技術革新や生活スタイルの変化によってプラスに
なっている面もあります。

地域がより良く住みやすいまちになるために、
また地域で活動する団体さんの支援をするために、
視点を変え、苦難の状況のなかでもプラスの面に
目を向け実施することが必要だと思います。

福まちさんが、まさに上記のことを実践されています。

このブログをお読みの方のなかに、福まちの活動に
興味を持っていただけた方は、ぜひ寺尾地域ケアプラザに
ご連絡ください電話mail to

福まちは、いつでも、どなたでも地域のことを一緒に考えてくれる方の
ご参加を受け入れてくれますわーい(嬉しい顔)

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社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会 
寺尾地域ケアプラザ
〒230-0077
横浜市鶴見区東寺尾6-37-14
電話 045-585-5566
FAX 045-585-5737
担当エリア:東寺尾東台、東寺尾中台、東寺尾北台、北寺尾の一部、獅子ヶ谷ほか
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#コロナ #オンライン会議 #ハイブリッド型 #福まち
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posted by 横浜市社協生活支援コーディネーター at 09:00| Comment(0) | 身近なふくし

2022年03月09日

【上白根】移動スーパーが始まった!

 旭区にある上白根地域ケアプラザ周辺は山坂があり、また高齢化も進んでいる地区です。買い物には行きたいけれど、高齢になり足腰が弱ってしまい、この山坂を歩いて遠くまで買い物に行くのは大変です。自宅周辺にお店がない方はバスで買い物に出かけていますが、杖をついて、カートをもってバスに乗り、またステップを降りるのは危険を伴います。
 旭北地区では第4期地域福祉保健計画で買い物支援を1つの柱にして、まちぐるみ福祉推進会議を中心に移動スーパーを検討中でした。取組を進めるために自治会町内会にアンケートを取り、ニーズを確認したところ、移動スーパーを望む自治会が5ヶ所ありました。

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 同時にダイエー鴨居店が移動スーパーを展開したいと、近隣エリアにオファーがありました。初めは地域と企業のニーズが一致するか、心配していました。しかし、直接ダイエーさんと話し合いをしたところ、健康支援、買い物支援、見守り、地域コミュニティの形成などを目指していることがわかりました。その方針は、外出する機会が増えことで足腰が丈夫になり、買い物困難を解消、また地域の集いの場所になることと見守りになるという私たちの目指す地域像にも合致しているため、地域もやってみようと決断することができたと思います。

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 アンケート結果で希望があった自治会町内会に声を掛けて車を止めて販売する場所探しを始めました。区役所や区社協も協力していただき、公園の使用許可を得て、スタートすることができました。自治会町内会では、チラシを配り、ケアマネからは買い物支援を必要とする方に情報提供してもらいました。今まで買い物に行くことが困難だった人も身近な場所でお買い物ができて、とても喜んでいました。杖やシルバーカーを使いながら公園に来た人も自分の目で品物選びができ、いきいきとされていました。


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 自治会町内会によってはタープを用意したりテーブルを準備したりして、ちょっと休憩ができるような居場所作りをされているところもあります。
 この取組は連合自治会など地区を挙げて協力しています。移動スーパーを始めてよかったことは何より、人と会う機会ができ、「元気だった?久しぶりね。」などお互いに会話が生まれた事です。話ができた事で日頃の情報交換などもできました。これから暖かくなりますから家に閉じ困っていた方もちょっと覗いてみてください。久しぶりの方にお会いできるかもしれません。

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#旭区 #移動スーパー #地域貢献 #見守り #移動販売




社会福祉法人横浜市社会福祉協議会


横浜市上白根地域ケアプラザ


〒241-0001 横浜市旭区上白根町112


TEL045(951)3967FAX045(951)3971




担当エリア:旭区 旭北地区


中白根1~4丁目 白根5丁目の一部 白根7丁目の一部 


白根8丁目 白根町 上白根1~3丁目 上白根町の一部
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posted by 横浜市社協生活支援コーディネーター at 09:00| Comment(0) | 身近なふくし